WEBノウハウ
2022-11-18
こんにちは、Creative.LABのスタッフY.Mです。
ホームページ内の画像にテキストを設定する「alt(オルト)属性」
聞き馴染みがない人も多いかもしれませんが、実はホームページを運用する上では覚えておきたい用語の一つです。
alt属性の設定をすることで、ホームページのWebアクセシビリティの向上やSEO効果が見込めます。
alt属性とは?
ホームページで使用する画像にテキスト情報を設定することができる機能です。
Webブラウザでエラーが発生し画像が表示できない場合に、代わりにalt属性で設定したテキスト情報が表示されます。
また音声読み上げソフトを使用する際に、画像の箇所をテキストとして代わりに読み上げられます。
そのためalt属性は「代替テキスト」とも呼ばれています。
alt属性を設定するメリット
1.画像が正しく表示されない場合に、代わりに表示される
通信が不安定であるなど何らかの理由によって画像が表示されない場合、画像の説明を代替テキストで表示することによって閲覧者にコンテンツの意味が伝わるようにします。
コンテンツの文脈上で重要な画像に代替テキストが無いと、画像が表示されない場合に正しく意味が伝わらない可能性が生じてしまいます。
2.SEO効果が見込める
検索エンジンのクローラーは画像などの非テキストコンテンツの意味について正しく理解することは難しいです。
ただしalt属性を設定すれば検索エンジンのクローラーに適切なテキスト情報を伝えることができます。
そのため画像検索で検索結果に表示されやすくなり、SEO対策につながります。
3.音声読み上げ機能を利用に代替テキストを読み上げられる
視覚障がいのある方や高齢の方などはWebブラウザ利用時に音声読み上げ機能を使うことがあります。
しかしalt属性の設定がされていないと、画像の箇所は読み上げられずにスキップしてしまい、情報が伝わらなくなってしまいます。
alt属性を設定すればテキストとして音声で読み上げられるので、内容を理解する手助けになります。
OWLetで「alt属性」を設定する方法
弊社で提供しているCMSサービス「OWLet」でalt属性を設定する方法をご紹介します!
更新コンテンツであるお知らせの記事やブログ記事を作成する際には、画像設定箇所の右横にある「ALT」と書かれた枠内にテキストを入力してください。
例えば、営業日のお知らせをする記事に営業日カレンダーの画像を設定する場合は次のようになります。
まとめ
今回はalt属性についてご紹介しました。
Webページ上で見た目の変化はないので気に留めづらい箇所かもしれませんが、alt属性の設定には大きなメリットがあります。
ぜひホームページ作成をする際には意識して設定してみてください!