デザイン
2024-07-03
みなさんこんにちはCreative.LABのWEBチームのKです!
今回は今後デザイン表現のトレンドになるかもしれない「ソーラーパンク」についてお話しします!!
この聞きなれない「ソーラーパンク」というワードは、先日FigmaのCEO、Dylan Field氏が人気ポッドキャストシリーズDecoderに出演した際に言及した新たなコンセプトなんです。
ソーラーパンクとは?
ソーラーパンク(Solarpunk)は、近未来の科学技術が持続可能性と共生性を重視した文化・社会を描いたSFジャンルや美学のひとつです。
では、ソーラーパンクの特徴や背景をいくつか挙げてみましょう!
①持続可能性と技術の融合
ソーラーパンクでは、先進技術が自然と調和し、持続可能なエネルギー源(太陽光や風力など)が重視されます。技術は地球環境に負担をかけないように設計され、人々の生活を向上させる手段として利用されます。
②地域社会と共生
ソーラーパンクの世界では、地域コミュニティが強調されます。技術革新や資源の管理が地域レベルで行われ、個々の人々や共同体が自給自足的な生活を送ることが目指されます。
③生態系への尊重
ソーラーパンクでは、自然環境と生態系の保護が重視されます。人間が自然と調和しながら生活し、生態系に配慮した行動が奨励されます。
④美的な特徴
ソーラーパンクはその美的な側面も重要で、緑が豊かで明るく、技術が洗練された未来都市やコミュニティが描かれることが多いです。また、リサイクルされた素材や持続可能な建築が特徴的です。
・・・文章で表現するとなかなかイメージできませんね。
そこで、実際にPinterestで「Solarpunk」を検索してみました!
かっこいいですね!!
私なりの解釈なのですが「自然」×「テクノロジー」が「ソーラーパンク」なんだなと思いました。
アニメや映画の世界でもたまに見かけますよね、ジブリやナルトの世界観に近いものを感じます。
ソーラーパンクな作品
世に出ているソーラーパンクな作品を少し見てみましょう。
海外企業のCHOBANI(チョバニ)社の『Dear Alice』という乳製品のCM。
ソーラーパワーやロボットの力を借りながらも、緑溢れる豊かな田園風景のなか、酪農と農業にいそしむ人々。
人々は寄り添い幸せそうに生活するなか、傍らにはチョバニ社の乳製品が・・・という内容です。
福岡県にあるビル、アクロス福岡の『ステップガーデン』
ビルの階段状の斜面に緑があふれ、滝が流れる屋上庭園です。年月をかけて木が成長し、どんどんビルが侵食されてきている様子。
まとめ
ソーラーパンクは、従来のサイバーパンクとは異なり、技術が社会にもたらす影響や人間の関係性をよりポジティブな方向に捉えようとする点が特徴的だとわかりました。
昨今の革新的なIT技術とSDGsの流れがデザインにも反映されてきているんですね。
FigmaのCEOが新たなコンセプトとして言及した「ソーラーパンク」。
これはWEB業界にも影響は少なからず出てくるのかなと思います。
個人的にも大変興味深い世界観なので、今後のWEB制作に取り入れてみたいですね!
ソーラーパンクなWEBサイトを作りたい!と思った方はぜひクリエイティブラボにお声がけください!一緒に創造しましょう!