デザイン
2023-09-21
こんにちは、Creative.LABのスタッフY.Mです。
みなさん、デザインには4大原則があることを知っていますか?
デザインをするときには、さまざまな情報を整理して、伝えたい情報をきちんと伝えることが必要です。
感覚だけを頼りにデザインするだけでは上手くいきません。
デザインの4原則は、ユーザーに情報をわかりやすく伝えるための基本ルールです。
デザイナーはもちろん、そうでない方も資料作りなどの場面で活かせる基礎的な内容なので、ぜひ覚えて実践してみてください^^
デザインの4原則は以下の4項目です。
■近接
■整列
■反復
■強弱
この原則を守ってデザインを行うと、伝えたい情報をわかりやすく伝えることができるとされています。
それぞれどのような原則なのか、ひとつずつ紹介していきます。
1.近接
「近接」とは、関連する要素を近づけてグループにすることです。
関わりあう情報がバラバラに情報が配置されていたり、関連しない情報が近くにあると、何と何が関連する情報なのか、ユーザーはパッと見て情報を理解することが難しくなります。
関連する要素同士を近づけて、「近接」を用いることで、情報ごとのまとまりを認識しやすくなり、直感的に情報の意図が分かるようになります。
このとき、異なる要素とは適切な「余白を空ける」ことで瞬時に情報を理解しやすくなります。
2.整列
「整列」とは、要素にルールを持たせてレイアウトすることです。
関連する要素同士のサイズや色、フォントや配置がバラバラだと、何が同じもので何が違うものなのか、直感的に理解できません。
よって、関連する情報同士はサイズや色を統一し、「揃え」を意識してレイアウトします。
左右のレイアウトの場合は、右揃え、左揃え、中央揃えの3種類に分けられ、
上下のレイアウトの場合は、上揃え、下揃え、中央揃えの3種類に分けられます。
3.反復
「反復」とは、要素ごとに繰り返し使用し、規則性を持たせることです。
Webデザインや資料作りのときに、同じ役割を持った見出しやコンテンツを何度も使用する事があると思います。
これを全て違うデザインにしてしまった場合、ユーザーは規則性を理解できず混乱してしまいます。
同じ役割を持つ要素は同じデザインを使用する事で、瞬時に同じものについて表現しているのだと理解することができ、直感的に理解できるようになります。
見た目も統一感がありすっきりとして見えるため、なるべく同じ要素デザインを使用しましょう。
とはいえ、ひとつのデザインルールだけでデザインが構成されると、時にはおもしろみをなくしてしまうこともあります。
そんな時は、デザインルールを複数使うことで緩急をつけ、単調になりすぎないデザインを目指すのがおすすめです。
4.強弱(対比)
「強弱」とは、要素の大きさや文字の太さ、色などにメリハリをつけて、要素の優先度を明快にデザインで示すことです。 特に目立たせたい情報はサイズを大きくして配置したり、文字の色を変えたりする事で差別化する事ができます。 伝えたい情報に優先度をつけて、何を目立たせるべきかを整理し、要素間にメリハリをつける事で、訴求したい情報を的確にユーザーに伝える事ができます。