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2023-07-04
こんにちは、Creative.LABのスタッフY.Mです。
WebサイトのデザインやUIは、「わかりやすさ」が重要なポイントではありますが、国が変わればどうでしょうか。感性や考え方が変わるのは当然のように思えます。
海外の方が作る・見るWebサイトはどういったものだろう?
気になったので、今回は国際的に展開している企業の海外Webサイトと日本Webサイトを比較していきます!
※海外Webサイトは英語圏向けのものを引用します。
■スターバックス
【日本】https://www.starbucks.co.jp/
【海外】https://www.starbucks.com/
まずはスターバックスのトップページです。
日本版は、メインビジュアルにおすすめ商品とコンテンツの画像を3分割にして掲載しています。
その下には企業からのお知らせとして、最新の商品情報などがあり、さらに、オンラインストアや企業全体からの情報発信コンテンツを掲載しています。
海外版は、メインビジュアルの区別が無いかのように全体的に大きく画像を配置しています。
冷たいドリンクや軽食などのメニューページへの導線が非常にシンプルで、目的が明確になっています。
商品ページも見てみると、海外はシンプルな画像と名前だけ。それに対して日本の方は価格表示があるのと、商品ごとに異なる背景にした画像を使用していました。
【日本】
【海外】
■TOYOTA(LEXUS)
【日本】 https://lexus.jp/
続いてTOYOTAからLEXUSのシリーズページを比較します。
日本版は、シリーズのラインナップやお知らせ情報、サービスなど、様々な情報が掲載されています。
海外版は先述のスターバックス同様に、画像や映像を大きく配置しており、情報よりもイメージを重視しているような構成になっています。
■Apple
最後にAppleのWebサイトです。
こちらはテキストを翻訳しているだけで、構成と画像はほぼ同じで、地域差なく統一されたWebデザインでした。
■まとめ
この他にもいくつか企業サイトを見てみましたが、例に挙げたスターバックスやTOYOTAのように、日本のWebサイトは情報量の多さが特徴的でした。
普段Webサイトを閲覧するときには気にならなかったのですが、海外のWebサイトと比較すると、文字量やコンテンツの量が明らかに多いなという印象でした。
それに対して海外Webサイトでは画像を大きく使用しており、詳しい情報よりも商品などの印象付けが優先されているように感じました。
日本ではユーザー自身が「情報を得る」ことに重きを置いていて、海外では一目で魅力が伝わる「わかりやすさ」を重視しているのかなと思いました!
最後に紹介したAppleのWebサイトについては、視覚的な差がほとんどない作りになっていました。
これはAppleが提供する製品に通ずるように、年齢、性別、文化、身体など違いに関わらず誰もが利用できることを目指すユニバーサルデザインの表れかもしれませんね!