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ホームページの検索順位が下がったときに考えられる原因とは?

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2023-05-01

ホームページの検索順位が下がったときに考えられる原因とは?

こんにちは、Creative.LABのスタッフY.Mです。


ホームページの運用をされている方の中には、Googleの検索順位がある日突然下がってしまった!なんていう経験がある人もいるのではないでしょうか。

ホームページの検索順位は、Googleのクローラーが機械的に評価付けしているため日々変化します。

順位が突然大幅に落ちてしまった場合、すぐに何らかの修正を行いたい気持ちはわかりますが、原因として考えられることをあらかじめ知っておいて冷静に対処することが大切です。

そこで今回は、ホームページの順位が下がった時に考えられる原因についてお伝えします。




原因①コアアルゴリズムの変化

検索順位変動の理由のひとつとして、Googleの検索エンジンアルゴリズムがアップデートされた可能性が考えられます。

検索エンジンアルゴリズムとは、Googleがホームページを評価して順位付けするためのプログラムのことを指します。

その中でも中心的なプログラムのことを「コアアルゴリズム」と呼びます。


Googleは日々細かなアルゴリズムのアップデートを行っていますが、コアアルゴリズムのアップデートはこれまで年に3回程度行われています。

検索順位が大幅に変動した場合は、まずGoogleから告知されるコアアルゴリズムアップデートに関する情報を確認すると良いでしょう。



直近でのコアアップデートは2023年3月15日にリリースされました。


コアアルゴリズムアップデート後にホームページの順位が下がった場合は、直ちにホームページの修正を行いたいと考える方も多いと思いますが、コアアルゴリズムアップデートは一度実施した後に数週間かけて徐々に調整が行われ、数週間の間に順位が元に戻る可能性もあるため、まずは様子見することが大切です。
しばらく経っても順位が戻らない場合は、Googleのアルゴリズムの変更内容に基づいて軌道修正しましょう。
ただし、Googleは「ユーザーのためになる適切な情報を発信する」という方向性でアルゴリズムのアップデートを行い続けているため、基本的にはユーザーに有益な情報を更新し続ける姿勢が大切です。




原因②競合ホームページの検索順位が上がった

ホームページは、「キーワードの関連性」「ユーザーにとっての有益性」という点で順位付けされ、競合サイトと比較して相対的に決定されます。

そのため、検索順位が下落する以前と同様に運用を続けているにも関わらず検索順位が下落した場合、力をつけた競合ホームページの順位が向上した可能性があります。

日々、競合ホームページの更新内容等をモニタリングし、更新頻度や内容において自社よりも優れている点があればそれを上回ることができるよう改善することが大切です。




原因③ホームページの専門性

競合ホームページの質や更新頻度が自社ホームページよりも低い・少ないにも関わらず、自社ホームページよりも上位表示されている場合があります。

この原因としては、ホームページの専門性の高さが挙げられます。 

例えば、「新潟県 注文住宅」と検索した時、長野県・富山県・石川県・山梨県など中部地方がターゲット範囲のホームページと、新潟県に範囲を絞ったホームページでは後者の方が上位表示されやすい傾向にあります。

地域に限らず、様々なキーワードで最適化されているほど、コンテンツの量や質が求められるため、ホームページを制作する際は事業内容や地域を絞って展開すると良いでしょう。




まとめ

原因がコアアルゴリズムアップデートの場合、ホームページの内容を見直すことはもちろん重要ですが、Googleは一貫してユーザーにとっての有益性で評価を行っているため、基本的には地道に質の高いコンテンツを更新し続けることが重要です。

また、なかなか順位が上がらない場合は、自社ホームページが様々なキーワードに最適化しようとして評価が分散している可能性が考えられます。特定の地域やキーワードに絞ってSEO対策を行うと良いでしょう。