WEBノウハウ
2024-08-02
こんにちは、Creative.LABのスタッフY.Mです。
Webサイトを見ているとき、表示や読み込みの速度が遅いなと感じることはありませんか?
訪問者の離脱率を下げるためにも、Webサイトの表示速度を改善することはとても重要です。
表示速度はもちろん、通信環境やサーバー負荷などさまざまな要因がありますが、Webページを作るときに工夫できることもたくさんあります。
今回は、初心者でも簡単にできるWebサイトの高速化テクニックを5個紹介します。
画像の最適化
画像ファイルが大きすぎると、ページの読み込みに時間がかかります。
画像をアップロードする前に、ファイルサイズを圧縮しましょう。無料のオンラインツールを使えば簡単にできます。
目安としては、画像の幅をサイトの表示領域内に収まるようにしましょう。解像度は144dpiに設定するのがおすすめです。
JPEGやPNG形式の画像は多く使われていますが、Googleが開発した「WebP」という形式は、画像の品質を保ちながらファイルサイズを大幅に小さくできます。
WebP形式は、多くのブラウザでサポートされているので、ぜひ試してみてください。
Webp形式の詳細は過去のブログ記事を参考にご覧ください!
必要なファイルの最適化
Webサイトを表示するためには、画像や、CSS、Javascriptなどさまざまなファイルが必要です。
訪問者がサイトにアクセスするとき、そのページに必要なすべてのリソースをサーバーからダウンロードしなければなりません。
このとき、ブラウザはサーバーに「〇〇のファイルが必要です」といったようにリクエストを送ります。このリクエストの数が多いほど、Webページの読み込みに時間がかかります。
そのため、不要なファイルは削除して無駄なリクエストを送らないようにしましょう。
また、CSSやJavaScriptのコードで、余計なスペースやコメントを削除することで、ファイルサイズを減らし、読み込み速度を向上させることができます。
コンテンツの遅延読み込みを導入
「遅延読み込み」とは、ユーザーがスクロールするまで画像や動画などを読み込まないようにする設定です。
これにより、初めに表示される部分の読み込みが速くなり、サイト全体のパフォーマンスが向上します。
外部リソースを最小限に抑える
外部のフォントやスクリプトを多用すると、表示速度が遅くなることがあります。
本当に必要なものだけを使用し、可能であれば、ローカルに保存するようにしましょう。
定期的に速度テストを行う
最後に、Webサイトの速度を定期的にチェックしましょう。
Google PageSpeed InsightsやGTmetrixなどのツールを使えば、速度に関する詳しいレポートが得られ、改善点が明確になります。
まとめ
これらのテクニックを実践すれば、Webサイトの表示速度が確実に向上します。サイトの読み込みが速くなると、訪問者の満足度も上がり、SEO効果も期待できるので、ぜひ試してみてください!